転職を考えている介護士へ伝えたい【日記のすゝめ】

おはようございます。たにめにです。どうも。

介護福祉士として、10年以上の現場を経験してきた男が、介護業界を去るための情報をブログにまとめています。

現在は2児の父として、広告代理店でうだうだやってます。

今回は、「毎日じゃなくてもいいから、日記を残しておくと、あとあと役に立つよ」っていう話をテーマにした記事です。

具体的にいうと、転職活動での自己分析に、日記は大活躍です。

70億人のうちの1人にしか作り出せないコンテクスト

では「日記?なんでそんなもんが役に立つの?」っていうところを、説明していきます。

ぼくの意見としては、今からでも遅くはないから。

全人類は、今すぐ日記を書いた方がいい。

そんな風に思っています。

それはなんでか?

あなたが体験したエピソードってのは、オリジナリティそのものだからです。

仮に、似たような体験をするようなことがあっても、その体験を選んできた人の過去の文脈は、当人にしか作り出せないものなんですよね。

体験したエピソードは資産である

エピソードは、資産です。

エピソードは、あなたらしさを、勝手に語ってくれます。

記憶力が弱い人は、特に、日記を書いておいてほしい。

日記は、自分の代わりに、エピソードを覚えていてくれますからね。

ぼくは人並み以下の海馬しか持ち合わせていないです。

すぐに忘れてしまうのです。

ゆえに、メモ魔です。

自分の記憶を信用していないので、中学生の頃から、ラクガキと文字をメモする習慣がついています。

ただ、残念なのが、事実ベースの体験談を軽視してきたことです。

たわいのないことでも、自分が経験した出来事と、そのとき感じたことや、取った行動にこそ、価値があったのだと、あとで気づくことになりました。

例えば

  • STEP1
    こんな人がいた
  • STEP2
    こんな風に関わった
  • STEP4
    こんなことが起こった
  • STEP4
    その時こういう行動をとった

こんなんで、いいんですよ。

すごいエピソードである必要はないです。

なにかのキッカケになった原体験を、鮮明な記憶のまま残しておけるのが、日記のいいところです。

出来事に基づいた記憶を集めていくだけで、どこかで役に立つ日がきます。

今回は、それが「転職活動のときである」っていう主張です。

生きていれば、自分がどんな人間かを伝えなければならない局面きょくめんは、いくつもありますよね。

いろんな人に出会って「はじめまして」って言う機会は、無人島で暮らすと決めた人以外は、避けて通れないイベントです。

例えば、転職やバイトの面接のような状況ってのは、その典型です。

「お前誰だよ?」っていう、相手の目線に対して、どう応えるかってのは、過去のエピソードを手掛かりにしてもらうしかないです。

そのためにも、まず自分が、誰よりも自分にインタビューをしないといけないはずなんです。

なぜなら、自分を理解していないのに、自分を相手に伝えることはできないから。

あなた自身を最も雄弁に語るのは行動と失敗

自分の人柄が最も伝わる方法は、行動で示すことです。

ただ、行動で語るには、相手と、それなりの時間を共にする必要があります。

だとすると、短い時間で伝えるには、エピソードしかないのです。

つまり、あなたしか持ち得ないリソース。

それがエピソードだったりします。

これまで、どんな価値観で、どんな行動を取って、どんな歴史を生きてきたのか。

具体的なエピソードは、それを証明してくれるんですよね。

で、やっぱり具体的なエピソードの引き出しが多い人って、社会性の高い人だと思うんです。

その辺に関しては、以下の記事を参照してみてください。

転職活動をする上で、いいとか、わるいとかを抜きにして、自分の価値観のベースってのが、どうなっているのか。

まずは、それを把握はあくしておく必要があると思うんです。

日記は、そのための材料になります。

夏休みの宿題みたいに、最終日にまとめて日記を書こうとしたって、ムリですよ。

忘れちゃいますもん。

その日の自分にしかない、温度感みたいなものもありますから。

毎日とは言わなくても、数日おきに、体験した出来事と自分がどんな反応したのかを記録する。

それが、未来の自分への、とうとい手紙にもなり得る。そんな話でした。

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